IL BORRO イルボッロ [2015]イル・ボロ 750ml

イル・ボッロとは、キャンティ・クラシコ地区近くにある中世の佇まいを残す村の名前。

「サルヴァトーレ フェラガモ」の現会長、フェルッチオ・フェラガモ氏はこの村と、周囲の広大な敷地を丸ごと購入。

トスカーナの生活が楽しめる田園リゾートとして復活させました。

イル・ボッロ村はトスカーナの中心都市フィレンツェから車で一時間くらいのところにあり、今なお中世の佇まいを残す貴重な町です。

フェラガモの購入後コンドミニアムやレストラン、教会、靴屋、ジュエリーショップなどを備えたリゾート地として有名になりました。

この村では、2000エーカーを超える広大な土地でワイン・ハチミツ・オリーヴオイルを生産しており、またキアニーナ牛と競走馬の飼育も行っています。

贅沢なプライベートヴィラやプールなども完備している他、各種スポーツやトスカーナ伝統工芸の体験もでき、世界中のセレブがヴァカンスを過ごす魅力的な町となっています。

フェラガモ社の現社長フェルッチオ・フェラガモ氏の息子、サルヴァトーレ・フェラガモ氏がイル・ボッロの最高責任者を務めており、イル・ボッロにはフェラガモ家が別荘に使っていた館やサルヴァトーレ・フェラガモ氏の自宅もあります。

この土地で特筆すべきがワイン造り。

もともとワイナリーがあったためこの土地を買い上げたというほど、ワイン造りはイル・ボッロ事業の中心に位置づけられていおり、現在、3代目サルヴァトーレ・フェラガモ氏がワイン造りに情熱を傾けています。

もともとイル・ボッロ村でワイン醸造が始められたのは、メディチ・トルナクインチ家の統治下にあった18世紀ごろのこと。

その後1999からはフェラガモ家がルーチェなどの醸造責任者も務めるニコロ・ダフィット氏監修のもとワイン造りを初め、今日では新しいワイナリーとして世界に認められるようになりました。

葡萄畑の総面積は45ha。

メルロ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ、プティ・ヴェルドの5種類の葡萄を栽培しています。

イル・ボッロの3種類のワインはこれらの品種のブレンドによって生まれます。

IL BORRO イルボッロ  2015 評価上昇中!! イル・ボッロの畑は1haあたり葡萄樹4500本、樹1本から葡萄1kgという低収量に抑えています。

そのため、葡萄の樹1本あたりから生産されるワインはわずか1本にしかなりません。

大事に育てた葡萄は機械を使わず、人の手によって収穫されます。

摘み取った葡萄は厳しい選別を行います。

発酵の初日は、凝縮感を増すため10-20%のジュースを抜き取ります。

(ボルドーで言うところのセニエです) アルコール発酵10日間、28度のマセレーション22日間、フランスのアリエ産新樽でのマロラクティック発酵と、発酵は丁寧に段階を経て行われます。

発酵が終わった後、18ヶ月のバリック熟成を行い、軽くフィルターをかけて瓶詰め後6ヶ月瓶熟してワインを落ち着かせ、出荷されます。

フェラガモが世界に誇るハイクオリティなモノ造りのスピリッツはワイン造りにもそのまま継承されているのです。

メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、シラー8%、プティ・ヴェルド2%

  • 商品価格:5,896円
  • レビュー件数:2件
  • レビュー平均:5

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