≪万年筆詳細≫ ニブ : スチール ※日本製 サイズ : MF(中細)程度*サイズ表記なし 機構 : レバーフィラー式 材質 : セルロイド 長さ : 約124mm /147mm (使用時) 太さ : 11.5mm/13mm 重さ : 12g 付属品 : 簡易発送用紙ケース ※ペン先:日本製 ※こちらの商品は金属部などに経年変化が見られます。
ご使用に問題はございませんが、アンティーク品の特性として ご理解の上、ご購入ください。
※軸の色合い・模様などは1本1本個体差があります。
※モニターの環境により、画像と実物の色合いが若干 異なる場合がございます。
予めご理解・ご了承の上、ご購入お願い致します。
※チューブの交換・修理対応致しますので、 安心してお使い頂ければと思います。
********************** 季節の行事は、ギフトを贈るよい機会。
身近でもなかなか気持ちを表せない家族や、 ご無沙汰している親戚・知人に、 いつも頑張ってる自分へのご褒美、 ちょっとした贈り物(プレゼント)をしてみませんか? 1月 成人式 2月 バレンタインデー 3月 ホワイトデー・卒業・退職・謝恩会・送別会 4月 入学・進学・就職・転勤・引越・叙勲 5月 端午の節句/子どもの日・母の日 6月 父の日 9月 敬老の日 12月 クリスマス・忘年会 【こんなシーンにおすすめ!】 結婚祝い 結婚記念日 引き出物 ブライダル 出産祝い 入学祝い 就職祝い 進学祝い 進級祝い 合格祝い 入社祝い 栄転 昇進 退職祝い 成人祝い 昇進祝い 栄転祝い 還暦祝い 定年退職 長寿のお祝い 快気祝い 還暦祝い 引越し祝い 卒業記念 誕生日 バースデー お祝い ギフト プレゼント贈り物 贈答品 おしゃれ 高級感 大人 学生 社会人 **********************希少な逸品 1940年代 ビンテージ セルロイド万年筆 終戦を迎えた70年程前、かつて日本の下町などでたくさんのセルロイド工場や 加工場があった時代・・そういった工房で凄腕の職人さんが、ハンドメイドで仕上げた万年筆。
今回ご紹介するのは、そんな過去の貴重な万年筆をレストアしたものです。
この万年筆を販売するに至ったきっかけは、昨年の夏、職人さんとの一つの出会いから始まります。
密かに彼の工房で保管されていた数少ないセルロイド万年筆を、彼の手によって 少しずつレストアしていただきながら、そしてその手法を教えていただきながら 出来上がったものを譲ってもらうことができました。
『使うものだから、ちゃんと使える状態でなければ売れない』 『本当に使っていただける方に手にしてほしい』という、頑固な職人さんの集大成でもある この万年筆を、私共の手によってこの万年筆を愛し、守ってくださる方に販売してほしいと、 託していただきました。
約半世紀の間、大事に保管されていたとしても、メンテナンスは必要なコンディションでした。
その為、その職人の指導の下、ひとつひとつ古い部品を取り換え、ニブの調整をするなど、 共同でメンテンナンスを行いました。
インクを吸入し、蓄えるチューブの交換、エボナイトのペン芯の選び出し、 (昔の万年筆は、パーツが手作りなので、一つ一つ適したものを合わせていきます。
) ペン先選び、ペン芯とペン先がマッチしないと書けません。
当時のペン先は、適合させて温度をかけて、緩めたり固定したりする必要があります。
筆記ができる状態にするまで多くの手がかかりますが、当時の職人さんが作ったペン先、 そのしなりや書き心地。
それは現在の市販の万年筆では味わうことができません。
日本人が日本人の技術で日本の漢字を書くために研ぎだしたペン先。
そのペン先の本当の魅力を引き出すのが職人の技です。
今回紹介する万年筆も溜息がでるほど、美しい1本です。
アンティーク万年筆の魅力は、時代を反映した独特なデザイン、現在では入手困難な素材。
そして、時間の経過とともに増すビンテージの風合いではないでしょうか。
使い込む程手に馴染み、愛着が湧いてくる楽しさは、アンティーク万年筆でしか味わう ことができません。
素材はセルロイドを採用。
角度によって、次々と色味をかえるセルロイドは、まるで光が瞬いているようにも見えます。
また、滑らかな肌触りのセルロイドは、しっとりとした質感と 程よい重さをもっているので、本当に心地よいホールディングを堪能いただけます。
ボディサイズは、手の平に収まるサイズで、こじんまりとして見えますが、 当時日本から海外に輸出されていた万年筆の一般的サイズであり、 文豪たちが使う太軸万年筆ではありませんが、本当の実用サイズだと考えられます。
大きな万年筆に見慣れた今見ると、とてもかわいい万年筆に見えます。
インクの吸入は「レバーフィラー式」。
レバーを手前に引くと、中にある板金がゴムチューブを圧迫し、その復元力でインクを 吸入する仕組みとなっています。
現在ではコンバーター式が主流になっていますが、 実はこのレバーフィラー式がインク吸入方式の中で最も使いやすい方法なのです。
私も初めて使ったときは、独特な吸入方法ということもあるのですが、 その使いやすさに軽いカルチャーショックを受けたほどです。
心地よく書くことができる状態にしたうえで販売しないといけない、 その技術のないものには扱わせない!と実は、当初在庫を分けて頂くことを 何度も断られてしまいました・・。
半世紀という長い歳月と彼のセルロイド万年筆への情熱と、まさに彼の「魂」・「分身」 そんな言葉で表現できるのではないでしょうか。
だからこそ、このセルロイド万年筆とその職人さんの想いを知っていただいたうえで ご購入いただけたらと、願います。