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ヴィニエティ・ザブ・イル・パッソ[2018]

■紫がかった濃い色で、少し干し葡萄を思わせるニュアンス、ヴァニラの溶け込んだバルサミコの豊かな香り。

柔らかな口当たりとボリュームがありながらタンニンは硬くなく、 滑らかにさえ思えるほどです。

アフターに感じられる心地良い僅かな甘みが良好で、 今の段階でもバランスがとれています。

2006年が「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑2009 90点」 「ドゥエミラヴィニ2009 4房」とともに高評価をえております。

   ザブのオーナーであるアデュア ヴィッラは南アメリカで生まれました。

1980年にイタリアへ移り、ワインの販売に携わっていました。

そのころから、いつかは自分のワイナリーを持つ事を夢見ていたのです。

そして6年前に畑を購入し、畑の手入れを始めたのです。

彼は、ファルネーゼの醸造責任者であるフィリッポ・バッカラーロと 10年来の友人だったので、自分の畑を見せました。

するとバッカラーロは、その可能性を秘めた畑に惹かれ、 ザブの醸造も手がけることになりました。

畑を購入してから3年間は畑の手入れに専念し、 4年目に初めてワインを造りました。

現在、自社畑は30ha。

地元の農協とも協力しており、スタンダードラインは、 農協からの葡萄も用いておりますが今回ご紹介するワインは、 自社畑から取れる葡萄を使用しています。

エノロゴ兼アグロノミストはフィリッポと醸造学校で 同期だったヴィート・ジョヴィンコが常勤し、 またフィリッポも州に一度は飛行機で見に来ます。

畑には化学肥料未使用、収穫時に選別を行い収穫量は40hl/haに抑えます。

シチーリアは気温が高いので、収穫は気温の低い時に行うのです。

ワイン造りを始めて間もないザブですが、 「ルカ・マローニ」ですでに高い評価を獲得。

ネロ・ダーヴォラは9月後半に収穫。

ネレッロ・マスカレーゼは10月上旬に収穫し、 葡萄から10cmで枝を切って10日〜20日間程畑でぶら下げて置き、シチリアの太陽と北アフリカからの風によって30%程重さが減るまで乾燥させ糖度が増します。

その後、ネレッロ・マスカレーゼ、ネーロ・ダーヴォラをリパッソのように再度醗酵させます。

パッソには、「乾燥した」という意味と「歩み」という意味があり、 ラベルに足跡が描かれています。

リパッソを意識した名前です。

楽天で購入1,760円(税込み)

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