バスクラはアンサンブルや吹奏楽で低音域を担当する重要な楽器。
「クラリネット」とつきますが、一般的なクラリネットの2倍ほどのサイズの大きな楽器になります。
ですので、クラリネットをはじめてみよう!と思っている方が1本目に手にする楽器というより、クラリネットからの持ち替えや、吹奏楽などで「バスクラリネットパート」としてはじめられる方におすすめの製品です。
バスクラリネットはクラリネットよりも低音豊かで幅広い音色はソロ楽器としても様々なジャンルで大活躍です。
一度聴いたら忘れない、バリトンサックスよりもまるく温かみのある魅力的な音色。
▽バスクラリネットの種類▽【管体の材質】 こちらの商品は一番安いバスクラリネットの部類になります。
大きな値段差はもちろんブランドの違いもありますが、クラリネット系は管体の素材で大幅な価格差が出ます。
こちらはABS樹脂(プラスチック)ですが、高級モデルともなると素材がグラナディラ(木製)となるものが多いです。
よってまず音の良さが違います。
イメージですが、木製は「ポー」っと温かい音色、樹脂はそれがベチャっとつぶれた感じの音に なる傾向があります。
リード楽器ですので、音質も咥え方一つで異なりますが、初心者はとくに音はつぶれたような音色になりやすい傾向にあります。
ただ、一方で、湿度での楽器の鳴り、素材の割れなど、樹脂は本体の変化がほとんどありません。
よっていつどのような環境でも影響されることは比較的少ない です。
また木が割れてしまったなどお手入れの不備によって起こりえるトラブルについても樹脂は安心ですので、こども用、初心者用にはメリットとなります。
【キイの素材とメッキの違い】 シルバーカラーで同じように見えても異なる塗装もございます。
こちらは一番安価な仕上げのニッケルですが、上位モデルともなると銀メッキです。
メッキの違いで見た目の高級感が変わります。
また耐久性にも違いが出ます。
シルバーメッキの方がニッケルより高価で輝きがありますが、お手入れについては銀メッキの方が繊細になる必要があります。
【キイシステムの違い】こちらの商品、YCL-221IIなど:Low E♭キイ、例えば、YCL-621II:Low E♭キイ+替指E♭キイ、E♭←→Eレジスター切換え例えば、YCL-622II:Low E♭キイ+替指E♭キイ、E♭←→Eレジスター切換え、Low D・C#・CキイLow D◆弊社では管楽器を倉庫で長期在庫することはほぼございません。
プロの手でしっかりと調整を行って頂けるよう、事前にメーカーの担当とお話をさせて頂き、代引き以外の殆どの場合はメーカーから直送をさせて頂いております。
そうすることで出荷の前に1本づつ再調整が可能となります。
早ければ即日出荷も可能でございますが時間に期限がございますのでお急ぎの際にはご相談下さいね。
(但し、必着のお約束は出来かねます。
) Bass clarinet バスクラリネット■ 楽器 管楽器 バスクラ ■ 調子 = B♭ ■ 管体 = ABS樹脂 ■ キィ = 洋白、ニッケルメッキ仕上げ ■ Low E♭キィ, B♭メカニズム付※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
セット内容■バスクラ 楽器 本体 ■黒 セミハードケース ■保証書/取り扱い説明書/運指表(※共にB♭クラリネット用) ■マウスピース(リガチャー、リード、キャップ) ■グリス ■クロス ■クリーニングスワブ 日本製と中国製の楽器について 中国製の評判はネットでも良く言われませんが出た当時から比較したら随分品質もよくなってきていました。
)否定意見をお持ちの多くの方は、きっと演奏する技 術と耳を持った方だと思います。
本格的に学校での部活や楽団に所属しコンクールなどを目指すレベルにいる場合と、あくまで個人でひとりで初めて楽器を演奏 する方では目的が異なりますね。
吹奏楽での使用であれば最低ラインはヤマハ、ジュピターになり予算でいうと目安として25万円ほどの金額を出せるかどうかが境目になると思います。
その価 格が 予算的に無理であればブランドものはあきらめるしかありません。
楽団には意向もありますのでどこかに所属される場合は必ず相談のうえ自分の楽器を決めま しょう。
管楽器といえば、「オーケストラ」「クラシック」というイメージですよね。
わたし(スタッフ)個人的には、気軽な軽音楽と比較して、基礎に忠実、 ピッチ にシビア、伝統を大事にする世界だと思います。
わたしが学生の頃には楽譜を読めない苦労に悩まされました。
なぜならピアノを習っている人がやっぱり多いの です。
そのような中の一員になるということは、人に求められる音や技術が高いと思います。
それを再現するものが自分の楽器ですので、その楽器がしっかり応 えてくれるレベルのものかどうか...やはり品質は価格に比例するのです。
中学の吹奏楽部で使用する楽器であってもコンクールを目指す学校の部員達のほと んどは数十万の楽器が普通、ということもございます。
かといって、そのままプロになるかというと、そういうことでもありません。
きっと、そういう世界なん です。
とはいえ、全ての方に安い楽器をおすすめしないかというとそうではありません。
お金を出せば良い楽器が手に入るのは当然です。
ある程度演奏ができる方で生 涯 1本目の楽器を使い続けるというのはあまりありません。
あなたは今、各メーカーの音の違いが分かりますか?ざっくり言いますと、楽器は高額なものになるほ ど「個性」が強くなります。
楽器選びは好みや演奏性が決め手になりますが、それには練習し技術と耳を養う必要もあるのです。
「それまで」の楽器になにを選 ぶか、どういう目的でどれ選ぶか、少し見えてきませんか?管楽器は取り扱いに注意も必要です。
初心者に扱い易いものは、丈夫で、高額なメンテナンス料の心 配が少ない、アフターケアがしっかりしているものです。
ブランドものの中古や無名の楽器を買って使い捨てになっては意味がありません。
もう一度、どのよう な環境でどういった目的で買うか考えてみてください。